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N3-B

去年の12月に比べると比較的寒さもましになったとはいえ朝晩はまだまだ冷え込む。

冬場バイクに乗るときはほぼN3-B。



N3-B3.jpg


よくよく考えてみれば

着始めてから約17年。

もともとリアルなものだけにサイズ感がワイルドで

数年前に一度解体。

身幅や袖幅を再縫製して修正した。


生地が厚地のキャンバスやからさすがに雰囲気はどんどん良くなるものの、

やはり細部の破れが気になりだした。


ポケットあたり


細かいのはまだええとしても

袖口やポケット下がさけとんのは早めに修正しとかなダメージが大きくなる。



時間を見つけて補修しようとは思いつつなかなかできひんかったんやけど、

先日ようやく完成した。

時間が経過したものでかつUSメイドになると

あまりきれいに補修し過ぎるとそこだけ雰囲気が変わってもて

どうもしっくりこうへん。

こういう時はサイズをはかったり定規を使わずにイメージで作るに限る。

脇下補修


脇下の裂けは目分量で生地を切り取って少し縫い代に余裕を持たせて粗めに縫製。


両ポケット下補修


両ポケット下の裂けは三角補強をするんやけど、

これもあくまで目分量で生地の端も気にせずに縫製。

右ポケットは裂けが大きく、△補強からはみ出した分、糸で生地を寄せつつ補強のステッチを幾重にも施した。


袖口補修


ここまではアイボリーのセルヴィッジ生地で補修したんやけど、

袖口の擦れによる破れは目分量で生地を切り取ってインディゴブルーの8号キャンバス地を当てて粗めに縫製。




N3-B1.jpg


大き目の破れは全部補修を終えて、仕上がりを全体で確認しても満足の出来。


実はローテーションで着た方が生地にとってはええこともあって、

もう一着育てようかと

先日同メーカーの同モデルを見に行った。



old ファー1





old ファー2


首周りのファーにコヨーテの毛が使われとんやけど、

17年たった今でもしなやかで肌触りが心地ええ。



当時購入したときに比べると

現行は価格が半値くらいになっとったんやけど、

ファーや形状、縫製や生地にしても変更点が多く、

少し粗く感じて見送ることにした。





現行ファー


確かにスタイルのサイクルが早く、量を重要視することは現代的と言えばそうなんかもしれんけど、

自分にとってはそういうことよりもハードにつこても

耐えうる下地があって育てるってことを楽しみに出来るものでないと意味がない。

神は細部に宿るって言葉があるように

細かな努力の積み重ねが結果的に何かを与えられる物になるんやろなと感じる。

自分の物づくりに置き換えてみても

一つ一つの作業を大事に、丁寧に行うことの大切さを

ほかの物からも知ることが出来る。






もう少ししたらまたリペアの必要も出てくるやろうけど、

日常ににおいて気兼ねなくつこて、

あたりが出た分リペアして、

ここからまた10年、20年後を楽しみに出来る

そんなものに出会える機会は減ったように思うけど、

年月がたってからこそほんまのものの力ってのは

感じることができるように思う。












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